リゴルは、新製品の2 GHz帯域幅の MSO8000シリーズ・デジタル・オシロスコープを発表します。
2019年8月8日 リゴル・テクノロジーズは、新しいMSO8000シリーズ・デジタル・オシロスコープの導入により、ウルトラビジョンIIオシロスコープ・ポートフォリオの大幅な拡張を発表しました。 最高2 GHzの周波数帯域幅と新しいリアルタイム・アイ・ダイアグラム＆ジッタ解析パッケージを提供するMSO8000シリーズは、リゴルの比類のない価値提案をシリアル・データ解析とシグナル・インテグリティの分野に拡張します。
MSO8000は、他のウルトラビジョンIIオシロスコープと同様に、7つの計測機能を1つに統合して提供します。 ロジック・アナライザ、プロトコル解析、波形ジェネレータなどの機能はオプションで有効になります。 ゾーン・トリガ、ヒストグラム、拡張FFT、高精度測定機能、パワー解析などの高度な解析機能により、MSO8000は今日の複雑な組み込みおよびIoTの課題に最適なソリューションとなります。 新しいリアルタイム・アイ・ダイアグラム＆ジッタ解析オプションにより、エンジニアはシリアル伝送のタイミング、ノイズ、帯域幅、および干渉によって引き起こされる障害について、正確に解析できるようになりました。 リアルタイム・アイ・ダイアグラム＆ジッタ解析は、既存のヒストグラムおよび高精度測定機能と連携して、リアルタイムで信号品質を評価し、MSO8000をシリアル・データ・インテグリティのための強力なパフォーマンス・デバッグ・ソリューションにします。
"「MSO8000により、リゴルはまったく新しいアプリケーションをサポートできます。リアルタイム・アイ・ダイアグラム＆ジッタ解析を最高2 GHz周波数帯域幅と組み合わせることで、エンジニアは最も要求の厳しい組み込み設計の課題に対して手頃な価格のオプションを手に入れることができます」 Michael Rizzo リゴル北米ジェネラル・マネージャーは言います。「これまで、アイ・ダイアグラム＆ジッタ解析パッケージは非常に高価なユニットに限定されていたため、手の届かないエンジニアは、使用しない、または自身でなんとかやりくりする必要がありました。MSO8000により、パフォーマンスとシグナル・インテグリティを最大限に改善しようとするエンジニアは、強力で手頃な価格の新しいツールを手に入れて、設計を完了することができます。」"
MSO8000は、リゴルのウルトラビジョンIIアーキテクチャとフェニックス・チップセットを中心に構築されています。 2つのカスタムASICが、アナログ・フロント・エンドと信号処理のパフォーマンスを提供します。 これらのチップの回りには、ザイリンクスZync-7000 SoC、デュアルコアArm-9プロセッサ、Linux + Qtオペレーティング・システム、高速DDRシステム・メモリ、QDRIIディスプレイ・メモリなどの高性能ハードウェア・デザインが実装されており、 このアーキテクチャにより、600,000波形/秒の高い波形取り込みレート、カラー・グレード輝度表示、卓越したタイムベース精度とジッタ・パフォーマンスなどが可能になります。
詳細については、
https：//jp.rigol.com/products/oscillosopes/mso8000.html
をご参照ください。
リゴル・テクノロジーズ について：
リゴル・テクノロジーズは、電子計測器業界を変革しています。 当社のプレミアム製品ラインには、デジタルおよびミクスド・シグナル・オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ、任意波形ファンクション・ジェネレータ、プログラマブル電源および負荷、デジタル・マルチメータ、データ・アクイジション・システム、およびアプリケーション・ソフトウェアが含まれます。 当社のテスト・ソリューションは、妥協のない製品パフォーマンス、品質、および高度な製品機能を組み合わせています。 すべてが非常に魅力的な価格で提供されます。 この組み合わせにより、お客様の投資に対する前例のない価値がもたらされ、テストの全体的なコストが削減され、設計またはプロジェクトの完了までの時間が短縮することができます。
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