2020年7月21日、リゴル・テクノロジーズは、新しいRSA3000NおよびRSA5000Nスペクトラム・アナライザを発表しました。新たにベクトル・ネットワーク・アナライザ測定モードを追加して、ウルトラリアル・プラットフォームの柔軟性と能力を拡張しました。
RSA5000NおよびRSA3000Nは、既存のRSAモデルと同じ性能仕様と機能セットを提供し、さらに、VNA(ベクトル・ネットワーク・アナライザ)機能を標準機能として追加します。統合されたスミス・チャート、ポーラ・チャート、反射係数、インピーダンス、挿入損失、周波数応答、その他多数の測定により、リゴルのウルトラリアル・スペクトラム・アナライザは機能的なベクトル・ネットワーク・アナライザになります。
S11、S21、およびDTF(障害位置)解析をサポートするRSA5000NおよびRSA3000Nは、アンテナ・セットの調整、通信やケーブル障害の解析、アクティブまたはパッシブRFコンポーネントの特性評価を必要とするエンジニアにとって、有効で価値のあるツールになります。
「製品の機能を拡張し、大切なお客様の要求に応えることができるときは、私たちは常に興奮します」 とMichael Rizzoリゴル北米ゼネラル・マネージャは語ります。「当社のスペクトラム・アナライザのお客様は、何年もの間、ベクトル・ネットワーク・アナライザを求めてきました。強力で柔軟で手頃な価格のRSA3000NとRSA5000Nは、今まで手が届かなかったお客様にVNA機能を提供します。」
RSA3000Nの価格は、1.5GHzモデルで368,800円であり、手頃な価格で強力なVNAソリューションを長い間望んでいた産業、教育、ホビーなどの分野のユーザーに最適なツールです。最高6.5GHz周波数レンジのRSA5000Nは、今日の主流のIoTデザインのほとんどに必要なパフォーマンスと周波数レンジを提供します。
「IoT接続デバイスの急増により、強力で手頃なRFテスト・ソリューションの必要性はかつてないほど高まっています」 とMichael Rizzoは続けます。 「ベクトル・ネットワーク・アナライザ機能を同じウルトラリアル・プラットフォームに組み込んだので、VNAの利点に加えて、掃引スペクトラム・アナライザ、リアルタイム・スペクトラム・アナライザ、EMIプリ・コンプライアンス・ツール、復調解析ツールも活用でき、当社のお客様はテストに対して有益な投資が可能となります。」
ベクトル・ネットワーク・アナライザには5つのモデルがあります。RSA3000Nは1.5GHz、3.0GHz、4.5GHzの周波数レンジをサポートし、スタート価格は368,800円です。RSA5000Nは3.2GHzから6.5GHzの範囲で、スタート価格は1,059,000円です。リゴルは、9月1日まで初回出荷の注文を受け付けています。 詳細については、リゴルまたは代理店までお問い合わせください。
リゴル・テクノロジーズについて: リゴル・テクノロジーズは、電子計測器業界を変革しています。当社のプレミアム製品ラインには、デジタル・オシロスコープ、ミクスド・シグナル・オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ、任意波形/ファンクション・ジェネレータ、RFシグナル・ジェネレータ、プログラマブル直流電源、プログラマブル直流電子負荷、デジタル・マルチメータが含まれます。当社のテスト・ソリューションは、妥協のない性能、品質、高度な機能の組み合わせであり、すべてを非常に魅力的な価格で提供しています。この組み合わせは、お客様にこれまでにない投資価値を提供し、テストの全体的なコストを削減し、設計やプロジェクトの完了までの時間を短縮します。
詳細については、以下にお問い合わせください。 リゴルジャパン: info-japan@rigol.co.jp
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